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台風1号の影響
味菜だより
先週は、雨がずっと続いて、大変でした!豚舎の中は、水浸し、雨が振り込まないように、ブルーシートを張り巡らしましたが、霧が深くて、全てを湿らせてしまい、子豚が眠る場所を確保してやるだけで、精一杯でした。放牧場は、まるで、湖状態。田んぼの放牧場は水がたまり、豚の眠る小屋は高床にしていますが、それでも水が入り、排水作業を雨の中ずぶぬれでしましたが、合羽が水を通してしまい、何度も着替えて、洗濯の山。洗濯物を乾かすのに、乾燥機を回します。
乾燥機を使いながら、これが贅沢。何も考えず、使ってきた自分が居ます。何もかも電化した生活が普通になり、田舎に住む我が家でも、使用電力が増えてしまっています。
といって、家中に洗濯物を下げることも出来ず、変えの作業着も欲しくて、乾燥機を使ってしまいました。節電と口にしながら、こんなていたらくです。
便利に生きてしまうと、それが当たり前になり、ない生活を思い出せなくなっています。
もう一度、昔の生活を思い出して、考え直さなくては、、、と反省しています。
生きる知恵がなくなりました。
さて、震災から、2ヶ月、じわりじわりと、我が家にも影響が出てきました。レストランさんのお肉の売れが悪くなってきました。
ここは我慢のしどころ。我が家の場合、販売は全て自分でして居ますので、売り先の確保は重大なことです。その上、我が家は、部分売りはしません。1頭の命を粗末にすることなく、全てを使い切りましょう。それが人間のために命をささげてくれる豚への心。
と考えて、やせ我慢して、必死に、この考え方に賛同してくださる方だけとお取引をしていただいています。又、えさは、全て、人間が食べ残したもので、それを毎日集めて周り、大きな釜で煮て殺菌して、それを別の容器に移して、植物乳酸菌を入れて3日間醗酵させて,食べさせる方法です。残飯養豚を嫌う人が多くて、それもご理解いただくのに一苦労です。生ゴミを燃やしてしまう世の中にしてしまった、功罪は大きいと私は思います。
まず人間が食べ、その残したものを、豚が食べ、その糞を畑に戻して、野菜を作る。
すると、全てが無駄なく、処理されます。
これからの、生き方の原点はここにヒントがあると思います。無駄を出さない、必ず、又元に戻る。
おいしいお肉を作り、競争に勝とう!と考えれば、残飯養豚はスタートラインで、取り入れられないのでしょう。残飯養豚の肉の脂肪が、黄色いと言う人が居ます。
けっして、そんなことはありません。人間が食べ残した、野菜の根や、葉、皮。ご飯。魚の骨、副食の残り。果物の残り。なんともバラエティーにとんだ、いいメニューです。
なんといっても、人間が食べた残りです。残飯が悪いといったら、人間が食べたものが悪いということです。
誰かが、何かの考えがあり、世の中の風潮をリードしたとしか思えません。

我が家の経営は、月に5頭の豚が売れれば、それ以上は望んできませんでしたが、それも震災後減り、毎月4頭が精一杯。又自転車操業に戻りました。
それでも、息子いわく、又節約した生活に戻って暮らせばいい。
私たちの、頑張りの元はなんだろうと考えると、自然だけです。
春は、野山にいろいろな花が咲き、孫のためにと植えた、果樹が花をつけて、蜂が飛び、天道虫を見つけ、鶯の鳴き声に癒され、子豚が新しい命を生み出した!と喜び、他には何もありません。
それでも、人をうらやましく思ったり、妬んだり、そんな気持ちにはなったことがありません。それだけ、自然は優しい気持ちに癒してくれます。
かけがえのない、自然豊かな、我が家です。
こんなときだからこそ、心を豊かに、笑顔を作り出す食の安全安心が必要です。
頑張ります!!
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by ajisaishizenmura | 2011-05-15 10:17
母の日
味菜だより             平成23年5月8日
長かった連休が終わり、英気を養った人、張り切りすぎて疲れた人、明日からの生活頑張りましょう!!
我が家も、娘が帰ってきて、張り切って手伝いをしてくれました。息子いわく、毎日、おいしいお食事にありつけて、一番嬉しいと、、、、。夕方遅くまで働く、私に取り、帰ってきて夕食が出来ていて、食べるだけ、なんとも幸せでした。小さな時から、台所仕事をしていました娘はお料理上手で、手早くおいしいものを、ある材料で作ってくれます。茶碗蒸し、豚肉のホイル焼き、ポークシチュー、山菜のてんぷら、どれも絶品でした。
子供の出来ない娘のために、私が2人の子を出産する時、願掛けを致しました、佐賀県北方の高野寺に行って子授けの願掛けをして、2人の子の健康と成功をお祈りしていただきました。ずっと気がかりでしたので、ホット致しました。
3日には、息子の結婚を約束する、彼女も合流。楽しい数日を送りました。
老人ホームで寝たきりの、夫の母に息子のフィアンセと対面してもらいました。
『いいお嬢さんたい』母はそういいました。99歳の母です。
震災にあわれた、東北の皆さんは、連休どころではなく、苦しい生活を強いられて、将来の不安で、心が折れそうになっておられる方も大勢居られます。
家族の絆作りをした、数日でした。
今日は、母の日。
母であることが、幸せに思える、面映い子供達からの感謝の言葉とお花でした。
先日、仙台のイタリアンレストラン、アルフィオーレの目黒シェフから、お肉のお礼のメールを頂きました。
お若い方ですが、考え方が、ものすごく大人で、職人気質ですばらしいハートの持ち主でした。震災の少し前に、お取引を頂き始めて、すばらしい人柄に、この方のために、もっといい豚を育ててみたいと感じさせていただきました。
我が家のお肉を持ち、被災地で、バーベキューをして、振舞ってくださったそうです。
あちこちで炊き出しをして回り、多くの人の心を、おいしさで、幸せな気分にして差し上げることの出来る、目黒さんを心から尊敬いたします。
苦しい、震災の地で、きっとすばらしい、新しい生き方を私達に教えてくれると信じています。頑張りましょう!!
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by ajisaishizenmura | 2011-05-08 18:15